恋愛ロックンロールの最近のブログ記事
ロックな彼との出会い。
ひと目見てわかったよ。彼がロックだってことは。
だって眼が違う。
18の頃、高校をやめて大検の予備校に通ったときのこと。
友達の友達に紹介されたのが彼だった。
座った椅子に片足を乗せて、どっか遠くを見ている。
すぐに決めた。落そうって。
彼は「ロックだから」が口癖だった。
江戸っ子みたいに貯金とかしない。
ロックってけっこう刹那的な生き方だよね。
彼は幼稚舎から名門の私立高校で育って、いじめられてたのをいじめかえして下克上して、そのうえ中退した。
その時点でかなりロックだ。
得意技はハート・ブレイク・ショット。
パンチングマシンの彼のパンチ力は142。半端ない。
一緒にいて「最強」だと思えた。怖いもんなんてないって。
学校でフランス語を学んでいたからと、受験はフランス語。
私もまねしてドイツ語受験にした。
フランスとロック、あうかな?
東京の真中で育ったからって大学は地方に都落ちしたいんだって。
そんで韓国語でノートとるの。
限りなく、半端なくロック。
「だから私はあなたの前でさめざめ泣いたりしないでしょ?」
そんなの似合わないもん。私にも、彼にも。
いまでも、彼のロックな生き方は、私の中に生きている。
「好き」という感情
「好き」という感情は本当に複雑だ。
それは一直線の場合もあれば、多方面に広がっている場合もある。
ロックで激しい曲調のときもあれば、胸を痛めるバラードを奏でるときもある。
好きなときもあれば、嫌いなときもある。
好きで嫌いなときもある。嫌いで、でも相手が大切なときもある。
恋愛で感じる気持ちは本当に沢山あって、それはとても一言で語ることが出来ない。
やはり恋愛はロックだ。
一本通行の恋
大嫌いな人がいた。
その人は嘘つきで、我がままで、自分勝手で、僕はその人に振り回されてばかりだった。
でも死ぬほど大切だった。
なにが大切か、どこに惹かれているのか、僕には全く分からなかったけど、愛おしくて仕方がなかった。
この感情は一体どこから来るのだろうか、どれだけ考えても答えは出なかった。
彼女には何人も恋人と呼べる人間がいたと思う。
そして僕もその1人だった。
僕は彼女にとって、困ったときや暇なときに呼ぶことが出来る、ただの都合の良い人間の1人に過ぎなかった。
大嫌いだった。
人間としても、女の子としても。
嫌いすぎて反吐が出る。
でも大好きだった。
彼女に呼び出されると嬉しくて仕方がなかったし、見え透いた嘘をつかれたときは、悲しくて壊れそうだった。
季節が移り変わるように変化していく感情は、僕が彼女をただの他人だとは感じていない明白な証拠だった。
だからたとえ何をされても、僕は激しい煩悶と、長い葛藤の末、最終的には彼女の存在を認めてきた。
ある日彼女は恋をした。恋人の1人である僕に平気でその悩みを相談してきた。
彼女の僕に対する感情なんて、ようはその程度のものでしかなかった。
それは職場の既婚者の上司に対する叶わない恋。
僕の彼女に対する恋も報われはしないけれども、彼女のそれも、決してどこかに向かうことは出来なかった。
自分の恋を語るときの彼女は、悔しいけれども輝いていて、その輝きのせいで、僕の心には影が生まれた。
彼女が恋をしているその上司の男性が、愛人と駆け落ちをしたと聞いたとき、僕はこの世界が少しだけ嫌いになった。
もちろんその事実は数々の不幸が重なっただけで、別段この世界を象徴している訳ではない。
むしろこういうことの方が一般的には少数で、多くのもっと綺麗なことも沢山あるだろう。
でも僕は確実にこの世界を少しだけ嫌いになった。
この感情が積み重なれば、僕は確実に生きるのが嫌になるだろうと思えた。
いなくなった片思いの相手に対しての恨み言を話す彼女に対して、僕はもう彼女と二度と係わり合いはもたないことを決めた。
ロックな恋は、まるで砂糖を入れていないコーヒーのようにほろ苦い風味だった。
恋愛とロック
恋愛とロックは通ずるところが多いと感じる今日この頃です。
まーた始まった、とかなんとか思われるかと思いますが、これは何時もの後先考えないノリだけの発言とは違い、ちゃんとした根拠があります。
それはなにかというと、恋愛もロックも根底にあるのは同じ「熱い思い」だということです。
ゆえに恋愛はロックです。
色を変えたロックです。
まてまて無茶苦茶だからって閉じないで!ブラウザ閉じないで!戻るボタン押さないで!
ここでは今までのロック音楽を紹介してきた流れから少し趣向を変えて、恋愛をテーマとした文章を書いていこうと思います。
初回はロックな僕の、ロックな恋愛体験から書くことにします。
青い恋に歌を描いて
あれは高校2年生の夏の話です。
そのとき僕は、友人3人とロックバンドを結成しました。
そして文化祭でライブをし、ロックに盛り上がらせて、ついでに女の子にもモテモテという計画を練っていました。
さすが高校時代。
考えることが非常に単純明快です。
ただ実はこの計画にはもう1つ理由があって、僕が曲の歌詞を作り、それに自分の恋心を乗せて、好きだったあの子にロックな告白をしてしまおうと考えていました。
なんかよく分からないけれどドラマみたいな感じで告白すれば取り敢えず上手くいくんじゃね、と思っていた若い頃。
馬鹿そのものでしたが、とても懐かしく、間違いなく今はいい思い出となっています。
僕が3日3晩考えて作った曲は「ブルーラブ・フォーエバー」。
なんか今思い出すと穴にでも入りたい気分になります。
いまだに高校時代の友人にはネタにされます。
高校時代の友人と昔話をしていて、流れが文化祭になると、変な汗を掻きながら全力で話をそらします。
歌詞をここに書くと、明日から町を歩くことさえ恥ずかしくなりそうなので省きますが、端的に説明すると、僕が駄目だったときに手をかしてくれた君が好きだー、君の笑顔が素敵だー、とか訳の分からないことを3分56秒に渡って歌う感じです。
間違いなくその3分56秒は聞いている人間にとっては苦痛でしかないです。
歌詞は僕が好きだったその子が聞いたら、自分のことだと恐らく分かるだろう、という内容になっています。
歌詞を考えたときは、いける、と思っていましたが、その根拠が一体何処から来たのかまったく不思議です。
あの時の僕にツッコミたい。おまっそれ間違いなくいけねーよ、と。
まあだらだら説明するのもなんなんで、結果を説明すると、文化祭のライブはみんな無理をしてかそこそこ盛り上がりはしたんですが、好きだった子には次の日から、なんかふわふわとした態度を取られるようになり、不器用な僕の恋の物語はそこで一旦幕を閉じることになりました。
「ブルーラブ・フォーエバー」
思い出したくもない過去だけれども、なぜか未だにリハーサルで歌を入れたカセットテープは捨てることが出来ずに、実家のタンスの3段目の引き出しに残してあります。
ブルぅぅぅぅラブよぉぉぉフォぉぉぉぉエバーにぃぃぃぃ消えないでぇぇぇぇ♪
高校時代の友達とカラオケに行くと絶対に1度はアカペラで歌われます。
馬鹿で単純で、でもとても楽しくて、輝いているときでした。
