恋愛ロックンロール: 2008年9月アーカイブ
ロックな彼との出会い。
ひと目見てわかったよ。彼がロックだってことは。
だって眼が違う。
18の頃、高校をやめて大検の予備校に通ったときのこと。
友達の友達に紹介されたのが彼だった。
座った椅子に片足を乗せて、どっか遠くを見ている。
すぐに決めた。落そうって。
彼は「ロックだから」が口癖だった。
江戸っ子みたいに貯金とかしない。
ロックってけっこう刹那的な生き方だよね。
彼は幼稚舎から名門の私立高校で育って、いじめられてたのをいじめかえして下克上して、そのうえ中退した。
その時点でかなりロックだ。
得意技はハート・ブレイク・ショット。
パンチングマシンの彼のパンチ力は142。半端ない。
一緒にいて「最強」だと思えた。怖いもんなんてないって。
学校でフランス語を学んでいたからと、受験はフランス語。
私もまねしてドイツ語受験にした。
フランスとロック、あうかな?
東京の真中で育ったからって大学は地方に都落ちしたいんだって。
そんで韓国語でノートとるの。
限りなく、半端なくロック。
「だから私はあなたの前でさめざめ泣いたりしないでしょ?」
そんなの似合わないもん。私にも、彼にも。
いまでも、彼のロックな生き方は、私の中に生きている。
